IFBテクノロジーズのファインバブルラボの2階には海水の水槽が2台並んで設置されています。というのは先日ご報告したとおりですが、
今回、更に水槽2台を追加設置いたしました。両方とも海水です。
人工海水の素、みたいな塩を使って比重を海のそれに近くなるように合わせて人工海水を作ります。海水を入れるとプラスチックの針が浮かんでくるのでそれを読み取る簡易的な比重計を使いますが、まじめに測定する際にはデジタル式の塩分濃度計を使用します。
まだ立ち上げ途中で、魚などは入っていませんが、ファインバブルの内、比較的大きめの部類であるマイクロバブル(直径1~100μmと定義されています)を大量に連続発生させ十分な溶存酸素量を確保しながら、まずは好気性バクテリアをある程度増やしていきます。底面にはライブサンドと呼ばれる既にある程度バクテリアが定着している砂を敷設済みです。
何かしらの生体を入れた方が残餌やフンによりバクテリアの繁殖が盛んになるため、何を入れようか現在思案中です。
既存の水槽は幅90cmですが今回は1サイズコンパクトな60cm水槽で、水量も少なくなるため、水質の安定性の面ではやや不利になりますが、90cm水槽と比較すると非常に取り回しが簡単です。
水槽台を組立て、水槽を置き、砂を入れたり、ろ過機をセットしたり、照明を取り付けたりと楽しみながら作業を進めると、その後には重労働である水運びが待っています。1階から2階の水槽まで十数キロの水が入ったタンクを持って何往復も階段昇り降り運動です。
1階にある純水生成装置(ヤマト科学製、脱イオン水と蒸留水を作る装置)にポリタンクをセットして、何リットル生成するかピピッとタッチパネルでセットして、ボタンを押せば指示した量の水が溜まります。水道水をそのまま使うこともできますが、水道水にはいろんなイオンが含まれているため、コケが発生しやすくなることから当社では脱イオン水(DI水)を使用しています。
水を2階に運んだら、人工海水の素を入れて、手を突っ込んでかき回し、よく溶かして比重を測ります。最近は塩の量は勘で入れてもほぼ狙い通りの比重にすることができるようになりました。
好気性バクテリアが繁殖して水質が安定するまで少なくとも1~2カ月の時間を必要としますが、のんびり取り組んでいきます。